1月9日:奇跡的に乾いたパンツ


前日。A4-5焼肉店でたらふく食べてしまって、日帰りよりもお金がかかった遠征の朝を迎えました。

去年ほどの寒さがなく、案外すんなり起きれた。


「晴れてろー」


って期待して、カーテンを開けたら、雨が降ってましたw


とりあえず、ストーブをつけて出発の準備をする。
朝食を食べたりもろもろ。9時出発を目指して。

歯磨きしていたら、突然入り口のドアが バンッ! と開いて、振り返ったらどこかで見たことがある?オジサンが居た。

「なにかまずいことした!?」って思ったら

オジサン「昨日は、どこで登っていたんですか?」

と聞かれて、ヌゥのコンディションを伝えるとすぐに出ていった。
「ヌゥにいくのかな~」って思ったら、以降見かけることはなかったw


9時。出発の時間になったのだが、鰤さんがストーブの前から離れないw


ボルダリングモードだった鰤さんはリードに気持ちが切り替わらないらしく、憂鬱に。まるでマンデーモーニングシンドロームですw


無理やりに引っ張り出して、ヌゥに到着したら、鳥取ナンバーで埋め尽くされていました。
もはや、我らが一番遅い到着!


前日に荷物を全て残置してきた僕とベジさんは鰤さんにすべての荷物を持たせて、空身でエリアへ行く(笑) そのかわり、現地でロープ類は全て貸す流れだw


登り。軽快な我らと違って、鰤さんは足取りが重かったが、エリアに到着。


一番いい場所に荷物を置いていたその両サイドに鳥取クライマーが陣取っていましたw


一番最後に来て申し訳ないが、スペースを作ってもらう(笑)



コンディションは悪くなさそうだったので、とりあえずベジさんの1便目。


変わらず3ピン目で果てるが中間部核心をなんとかこなして、上部までたどり着いてアップ終了。


鰤さんはとりあえずパンツイン座ジムでアップ。
久しぶりのリードで、8ノットの結び目が不細工です(笑) あと数か月したら結び方も忘れていたでしょうw


久しぶりすぎて、数ピン登ったところでパンプして終了。
アップには厳しすぎた様子。降りてきて途方に暮れそうになるw

僕の1便目。3ピン目が相変わらずクリップ体勢がわからないまま、とりあえず終了点のガバを確認するためにテンテンで上部に。

終了点のガバはすんなりとれる。

触ったら、なんと!


奇跡的に完全に乾いていました!


乾いていたら、昨日のフォールが何だったのかと思うくらいすんなり。
とりあえず、トップアウトして終了。



ベジさんの2便目(通算2日間で5便目)。

まだ2便目だというのに、手がヒリヒリし始めているらしいw


中間部核心手前。ベジさんは限界を迎えて、気持ちも心もふわりと地面に吸い寄せられるように降りてきましたw


あとの回収は鰤さんに任せるということですw


鰤さんの2便目。パンツ→親心
まだテンテンだが、1年前(?)と異なり、核心をこなして上部に。


鰤さんのリーチでは上部のホールドが僕らと同じではムーブをこなせないらしい


度重なるフォールをこなして・・・

上部絶望的に悪いw

気が付いたら、エリアには山陰のクライマーしか居なかったヌゥ

僕の本日2便目。
休憩しながら、ムーブとホールドは頭の中で何度も復習してた。



課題はジムのように登りやすいものだったので、レストポイントも数多くあって、力をセーブし続けて登る。


終了ホールドに飛びつく体勢になった時には、力にかなり余裕がったので「間違いなく登れる」と確信して飛びついたらイメージ通りだった。

それでも、落ちたくなかったので気合を入れてクリップまで。


実は、クリップ体勢がとても悪くて、最後にクリップを急ぐとフォールしてしまう。
早くクリップしたい気持ちでもぞもぞしながら、なんとか気持ちを落ち着かせて安定した場所でクリップできた。

トータル7便。ちょうど1年越しにRP。
これで、水の泡に移ろう~って気持ち。



鰤さんの3便目。回収便。

中間部核心でフォールしてしまったが、つなげることはまだ難しいながらもテンション後に上部に。

皆が使う、白くなったホールドではムーブをこなせない鰤さんには絶望的なセクションだw


しかし、何度もフォールしていくうちに光明を見出してきたらしく・・・


誰も使っていない、チョーク跡のない細かすぎるホールドを繋いでトップアウト!

メチャすごい!

回収して降りてきたら「めちゃくちゃ悪いよ!」と言っていた。つなげてそのホールドにたどり着くのは絶望的な現状の様子w


朝はリードクライミングにテンション下がっていたが、最終的には楽しんで終われた様子でした。


最後は例の千切りカツカレーを食べて解散。
結局、目的の水の泡はやらずじまいで、早めに帰って妻の機嫌を取ることにしたのだ。

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