気になったギア:スカルパ フューリア


物レビュー。

こういう記事を載せると、アクセス数が上がったりするんだよね。特に新しいものは。
最近なら、スクワマとかドラコとかの記事をかけばいいのかもしれないけれど、アクセス数伸ばしても収益バックの機能つけてないから、どうでもいいやっていう。


それで、とてもよかったものをレビューしてみようかな。

タイトルの通り、スカルパのフューリア。人によってはフーリアとかって書いている人もいる。

確かに、読み方を日本語にしたら・・・フーリアでもいけるかもしれんけどw
発音は間違いなくフューリアが近いね。


写真のヒールは今では違う形状になっているので、ちょっと古い写真を使っています。
今は、割けるチーズみたいなのが一本ヒールの外側にくっついてる。


このシューズを知ったのは、友人の鰤さんが履いていたから。


ある日、そのシューズをジムに持ってきていて「ま~た、新しいシューズ買ったの!?さすがコレクターだね!」といじりながら、シューズを手に取らせてもらった。


軟らかめの好きな僕にとって、このシューズの軟らかさは衝撃的。

サイズが全く違うので、試履きとかできなかったのだけれど、触った感触で”このシューズは買いだ!”と思って、そのあと早速注文した。


僕は外岩では テスタロッサ を勝負シューズとしていて、リードクライミング中心なので、攻めないサイズでEUR40.5を履いている。

ヒューリアはEUR41を購入した。


※もしかしたら、シューズサイズに悩んでいる人がこの記事にたどり着いた時のために、参考にならないと思うけど、以下に紹介。どれも攻めずに楽に履けるサイズ。

・ミレー(ミオ/ヤラ):UK7.5
・テスタロッサ:EUR40.5
・TEAM VXi:US9
・ソリューション:EUR40.5
・パイソン:EUR38
・シャーマン2:UK7~7.5(どちらもいける)
・インスティンクトVS:EUR41
・ネクソ:EUR41


僕はどちらかというと、ターンイン、ダウントゥが好きなので、ヒューリアのキツいダウントゥは好み。柔らかいので、それほど気にならないだろうと。ただ、見た目にもターンインはめちゃキツイ感じがしていた。

今年の2月後半にヒューリアが届く。40.5の方がよかったかな?と思っていたが、41でピッタリだった。

ターンインが強いのが気になったが、柔らかいので、ダウントゥはそれほど気にならない。
気持ちがいい履き心地。


ただ、履いた時には、フィット感や総合的に テスタロッサ のほうがいいかな?でも、このシューズはとてもいい感じがする。と思っていた。

ジムで1回履いて、外岩(石灰岩)でルートクライミングに履いた。


外で初めて履いた時は、めちゃくちゃ痛い。足がつるし。

足の痛みで集中できなくて、フォールすると、一度シューズを脱いで休んでから再び履く始末。


鰤さんも最初はめちゃくちゃ辛かったと言っていた。次第になじんでくると最高のパフォーマンスを発揮すると言っていたけれど・・・1回目の外岩では全くよくわからない。


ただ、スメアリングの感覚の良さは想像以上にいい。すべらないし、意識をそこに置いておかなくても問題ない。細かなジブスにも傾斜にも問題なく置ける。


2回目の外岩で履いた時。

履き方を気を付けないといけないなぁ~・・・と思っていたら、割とよいポジションに足が納まる。
というか、履きやすくなった?

23mくらいのロングルートをこなしても、足の窮屈さを感じずにこなすことができた。

最終的に、なんとなく足になじんできた感じがして、とてもよいシューズになった気がする。
終盤はずっと履いていても問題なくて、ロングトライをした後、降りてきてから別の課題にとりついたが、足の窮屈さは感じずに全く問題なかった。


履くほどになじんでくるシューズで、そういう感覚は テスタロッサ では得られなかったから、とてもいい具合だ。


フューリアを履いて、花崗岩の厳しい課題も登れるようになった鰤さんとフューリアについて話をした。鰤さんは、ヒューリアで花崗岩を登ると本当に消耗が激しい。と言っていた。


また、ジブスに乗り込んでいくが、細かすぎると足先が痛いというシーンがあったという。


鰤さんもまた履き始めはめちゃくちゃ痛くて、失敗したと感じていたが、最近ではちょっとゆるく感じるくらいになっているそうだ。


ということで、これまで履いたシューズの中ではかなりオススメのシューズだと思ったのでレビュー。

ターンインしているシューズが苦手なベジさんと魚鬼くんはこのシューズは「合わない」と言っていた。ターンインはネックだね。


コメント