5日の日曜日は晴れれば6人で前面壁に行こうと考えていたのだが、土曜日の夕方から日曜日の朝方まで大ぶりの雨ということで、土曜日はあーでもない・こーでもない。と想像の話が膨らむ。
結局、一人キャンセル・・・二人キャンセル・・・一時はリーダーと2人。ということになった。
リーダーと2人なら、雨の中ヌゥへ向かうよりも、花子の猿拳を二人でやればいいかな?
という話で落ち着き、当初は雨ならヌゥへ。ということであったが、猿拳を免許皆伝(RP)するべく花子へいくことになった。
原さんも「この雨じゃ登れないでしょ」とキャンセルだったけれど、「登れるから!」と無理やり引っ張りだして、この日はリーダーと原さんの3人で出撃。
前日の予報よりも、雨量は少なく、一番雨が降った時間でも3mm。
それでも、不安はありつつも、雨の中広島へ向かう。
午後から湿気が少なくなるし、こんな雨の中なら貸切だろう?
ってことで、遅めの出動。午前11時頃に不安を抱きつつも、花子に到着
予想に反して、花子は大賑わい!
そして、結構なラインが登れる!
およそ12人くらい既にエリアに居た。そういえば、奈良の「登る整形外科医」と朝すれ違ったが、彼はお目当てが濡れていたからと早々に帰ったらしい・・・朝来て、そのまま帰るとかすごい・・・。
僕とリーダーは狙いの猿拳。とりあえず先週よりもコンディションはいい。思ったよりも湿気てなかった。
原さんには小猿を勧めたが、猿拳が総勢5人(僕ら含め)いて、この日はマカをやることに。
早速準備を始めたが、カバンを開けてみたらハーネスを忘れてた(ガーン・・・)
途方に暮れそうになったが、リーダーが予備にアークの超軽量ハーネスを偶然車の中に持ってきていて、それを貸してくれることになった。陳謝!
空身で車に取りに行っている中、原さんはとりあえず久しぶりのオーバープレイでアップ。
核心はもはやデッドではなく、スタティックに保持してサクッと再RP。
アップ完了?
次いで、僕は猿拳に。
1便目はホールドを確認するべく、栗ごはん から登って猿拳パートを。
前回3便目でフォールした部分の足を決める。そして、クリップポイントの確認を~・・・・
と思ったら、2ピン目、3ピン目のクリップポイントがよくわからない・・・。どこでどんな体勢がいいのか・・・意味不明。結局、ヌンチャクを掴んでとりあえずクリップをする。
フォールへの恐怖心は半端ない(苦笑)
核心を含めたムーブは全て問題なくて、1回で決めれた。足も慎重に確認。
猿拳パートを終えて降りてきたが~・・・クリップはどこでしていいのやら
次にリーダーに交替。
リーダーは一度上部まで確認のために1便目は上まで。上部核心は右回りをすると言っていたが~・・・
栗ごはんで上がって、猿拳パートをする。やっぱり、クリップでしっくりこずヌンチャクを掴むが、ムーブは安定して1回で決めていた。
順調にホールドを確認して、上部核心に。右回りを試す。
ヒールを上げてるが、クロスを保持していく一連の流れがしっくりこないらしく、小猿を登った時と同様に直登に。
かなり悪いムーブに見えるが、安定して1回で決めてたので、上部も直登で行くようだ。
それぞれ1便ずつ出したら、1時を過ぎていたので昼食休憩。
クリップ体勢など色々と話して検討。
午後からは原さんがマカにオンサイトトライ。
しかし、3ピン目のクリップホールドがわからずあえなく撃沈!
足もよくわからないということで、いろいろと探す。
しかし、画像でわかるように依然湿度は高い。岩はまだ行ける気がするけど・・・
ホールドを確認しながら、テンテンながらもトップアウト。3便くらいで問題なく登れそうな感じ。
しばらく様子を見ていたが、猛烈に眠かったので少し昼寝。
登っている人が、ポッケに手を入れたら百足が出てきたりして、騒ぎになっていたが~・・・僕の寝ているところも居たらしい(苦笑)
昼寝後に2便目。RPトライ。
登る前に、S川さんに2ピン目のクリップ体勢をレクチャーしてもらった。足を置くところがポイント・・・。見よう見まねでやるしかないと決めて、猿木~トライ。
猿木は問題なくRP。このパート。だんだん面白くなってきた。
寝起きな感じで、ぼーっとしていたが、しばらく休んで体を整えてトライ。
見よう見まねのクリップ体勢もきまって(?) クリップは恐怖心すごかったけど・・・。
猿拳パートの核心に。
力も十分にあったのだが、ガバホールドに届かず無念のフォール。
下からつなげると、どうしても狙いよりも少し飛びつく高度が下がってしまう。
リピートせずに体力温存のために降りる。
リーダーのRPトライ2便目。通算4便目。
猿木はオロオロしながらも余裕でRP。猿拳パートは2ピン目を少し登ってロープをかけてなんとクライムダウン(笑)
最高の状態!
猿拳パートは残り1ピン。羨ましい。
しばらく休んで、トライするリーダー。
核心の手順のところで、急にじたばたしはじめる
アナコンダのRPトライを思い出させる感じだったが、しっくりこないままランジしてフォール。
急になんだかまとまらなくなった(笑)
夕方。3人ともあと1便だけ出せそうな感じだ。
その間に、あちこちでRPした話が飛び交う!
今シーズンよく出会って話をさせていただいている方、気迫の登りでチェンジングレーンをRP!
この流れに乗ってRPしたいものだ・・・夕方になって湿度は低くなってきたものの、岩は若干湿ってきた・・・。
勝負の3便目を僕が先に出させてもらった~。
とりあえず、猿木。2便目よりも力をセーブしたかったが、予想に反して岩が湿ってる。ヌメッてる?(笑)
それでも何とか登って、リーダーのように2ピン目までかける~・・・が、2ピン目が果てしなく遠い(苦笑)どうやってリーダーは掛けたのか。
フォールして台無しになったらいやだな・・・と思い直して、2便目と同じ形で登ることに。
つなげてくると、リップのガバより低い位置に飛んでしまうのを修正するよう意識して、飛ぶとうまく保持できた。
猿拳パートをこなしたら、登りきるしかないので、先月を思い出して、入念にレスト。
指先も感覚がなくなってきているが、意外と体感が疲労しているような気がする。
とりあえず、指先の回復を一番において、時間をかけて休む。
小猿拳を思い出しながら、最後の核心に入ると、指先を休めていた甲斐があって指の力は十分。
ただ、体幹が疲労していて、手が出にくい。最後のガバに手を寄せる時、足が浮いて落ちそうになったが、何とか気持ちで耐えてクリップした!
すぐにでもテンションと言いたかったが、我慢して、残置ビナへのクリップ体勢まで上がって終わった。
先週トライを初めて、2日と6便目でRPした!小猿に比べると猿拳はとても面白かったので、やらないつもりであったが、登ってみてとてもよかった :-)
次いで、RP狙い&回収便のリーダー。
僕が登っていた時間よりも猿木はヌメヌメであった。
ホールドが悪くなっていて、体勢がよくわからなくなっており、早々にフォール。
ガバを保持していたのに手が抜けると思ったらしい(笑)相当悪い。先週を思い出す・・・。
一度下に降りて、すぐさまもう一度トライしたが、リーダーの思いとは裏腹に、指は終わっていた。
リーダーのトライが終わるのを待っていた原さんだが、13クライマーのケンジくんにビレイしてもらって、マカをRPトライ!
3ピン目は無事にクリップしたが、見た目にもヨレている感じ。おそらくヌメリもかなりあったかな?
プルプルしていて、テンションしそうな感じがあったが、エリアに居たクライマー皆の声援を後押しに、次の一手をランジ気味に飛ぶが、とてもランジで抑えられるホールドではなく、そのまま落ちてしまった・・・。とりあえずレスト後は問題なくトップアウトしてこの日は終了。
今シーズン2回目の外岩だから、次でRP間違いないでしょう!
リーダーは力尽きながらも、回収するべく猿拳をホールド確認しながら危なげなくこなして、上部に到着。
下部でフォールしているので、気持ちも乗っておらず、終了点のクリップホールドに届かない。
何回かワークすると、日が暮れてきて、リーダーにも焦りが。
もはや誰も回収にあがれないという雰囲気になり、リーダーは終了点にぶら下がったヌンチャクに飛びつくと、2本指が掛かる!そのままスリングを手に寄せると、体が宙を浮いて落ちそうになるが、執念のクリップを魅せた(笑)最後にアドレナリンモードになったようですw
この日も最後にエリアを立ち去ったが、この時期に登れたのはよかった。これで猿シリーズは修了・卒業しました
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