クライマーおなじみのブラックダイアモンドがクライミングシューズ市場に切り込む!
先日発表されて、ネットのざわつきを感じますが、ついにBDがシューズを発表してきましたね。
エントリーモデルからハイエンドモデルまで一通り用意してきていますが、そのポテンシャルはいかほどか。
発表されてから、日を追うごとに様々な情報が出回ってきてずいぶん情報も集まったのでここでも紹介していきましょう。
オーバービュー
シューズデザイナーとともに注目のクライミングシューズが並んでいますが、
左から3足:ハイエンドモデル(上級モデル)
真ん中白:オールラウンドモデル
右3足:ビギナー&インドアモデル(初心者モデル)
一番右はどうみてもジュニア用
左から・・・
シャドウ
フォーカス(女性用)
フォーカス(男性用)
アスペクト
となっています。
オールラウンドシューズ:アスペクト
フェイスからトラッドまで幅広いクライミングをカバーするシューズのアスペクトはオールラウンドに活躍する
フラットソールですが、ターンインはそこそこ強く見えますね。
BDアスリートも 履き心地がいい と言っていました。(その他について特に・・・)
デザイナー曰く、サイドに張られたゴムが適度な前後(足先から踵)の挟み込みを維持し、足のホールド感を高めているそうです。
ラバーは 4.3mm ネオフリクションエッジラバー ということで、オリジナルソールが利用されています。
価格は$140
10月1日にREIにて先行発売。世界発売は2018年1月1日だそうですよ
ハイエンドモデル:シャドウ
おそらく最も力をいれた製品。シャドウ。
見た目はターンインがつよい緩やかな?ダウントゥシューズ。
高難度のボルダーをメインに考えて作られたのではないか?と思わせる形状ですね。BDらしいカラーリングを意識しているように思えました。
強傾斜を意識したモデルだそうです。
動画の説明にもありますが、トゥエリアの真ん中のあたりを凹ませることで、ホールドを掴む感覚が得られるということでした。
エッジ周りはフラットになっています。
4.3mm ネオフリクションフューズラバー が張り付けられているそうです。
柔らかいという表現はありませんが、ホールドをしっかりとらえるラバーというような表現がされていましたね。見た目は硬そうだけども?
1本ベルクロで最近の流行の形状に仕上げてきた感がありますね。
価格は$180
2018年2月15日発売予定
エッジングに特化させたハイエンドモデル フォーカス
フォーカスは男性用と女性用でカラーリングが異なっています。
2本ベルクロのターンインモデルですね。
緩やかなダウントゥを維持していて履き心地がいいそうですよ。
アスペクトと同様に内側と外側の両方に弾性のあるゴムによってテンションが保たれています。細かなフットホールドをとらえるシューズとして紹介されていました。
4.3mm ネオフリクションフォースラバー を用いているそうです。
ジブを踏むタイプのシューズということなので、硬いゴムを使用しているのかな?
価格は$175
2018年2月15日発売予定
インドア&エントリーモデル:モーメンタム
インドアクライミングやビギナーがシューズに求めることは何ですか?
速乾性が高く、衛生的であることが必要だと言っています。
エントリーシューズの特徴は、まだら模様のトゥエリアを覆っている部分ですね。
速乾性が高く、足をいつも快適に保ちます。
エントリーモデルはフラットシューズで、2本ベルクロとレースアップの2種類が用意されました。
長時間履く機会の多いシューズは不衛生になりがちですが、このまだら模様の素材のおかげで気持ちよく長く愛用できるでしょう。
4.3mm ネオフリクションラバー を用いています
価格は$90、レースアップは$80
REIでは10月1日に先行発売
通常販売は2018年1月1日からですが、3月15日よりカラーリングを増やして販売
レースアップは4月1日から発売予定
まとめ
ブラックダイアモンドから満を持してクライミングシューズが発売されます。韓国のメーカー、ブトラの中国工場で製造されるそうです。
ブラックダイアモンドは数年前に中国の工場を全て引き払って、アメリカ工場での生産に切り替えましたが、それとは裏腹にブトラと同じ工場とは。
オリジナルソールラバーという点も未知数ですが、個人的には信頼性のあるビブラムがよかったかなぁ?と思ったりしましたが、ブトラの関係もあるかもしれませんね。
クライミングシューズ参入の第一世代への期待はあまり高くない印象をもちますが、BDアスリートたちがどれほど履いていくかで見方も変わってくる予感です。
どちらかというと個人的には第二世代以降に期待をもっています。
全般的に履き心地のよさをアピールしている印象ですので(ハイエンドモデルでもまだら模様の素材を使用している)、そういったことが気になる人達は特に注目かもしれません。
来年の動向が注目ですね。
そろそろ各社来年モデルの発表がある頃ですしね。
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