マジか。
最近、フューリアの強いターンインが再び気に入り始めていたところに驚きの映像をみた!
フューリアラインの沿革
2年前に発表されたフューリア。スカルパ史上最も軟らかいシューズとして人気になり、ブースターSから続くスカルパ人気が加速しました。
翌年にドラゴ、そしてキメラが登場し、ヒューリアのラインは出るものが次々ヒットしていますね。
ヒューリアは2本ベルクロにより強い拘束力があり、ターンインが強調されたシューズでした。
ボルダラーらは前にあるベルクロが邪魔な存在でしたが、それを改良したモデルとして ドラゴ が発売されました。
どちらも同じラストでしたが、1本ベルクロと2本ベルクロは履き心地を大きく変えて、ドラゴはターンインの拘束力が弱かったが、履き心地がよく、素晴らしいシューズに仕上がっていました。
続くフューリア、ドラゴの弱点であったのは、”柔らかすぎる”という点でした。
柔らかいことは足裏感覚が鋭敏でフットホールドをしっかり掴むことができましたが、小さなジブには負けてしまう弱点が生まれていました。
そこで生まれた キメラ はシューズの一体感、足裏感覚、ターンイン、エッジングの全ての要望に応えたモデルとして登場。
ドラゴのベースに、レースアップ。そしてソールにはエッジングを強化した仕様でありながら、柔らかさも維持するシューズとなりましたね。
そして ヒューリアS の登場。
ヒューリアS とは?
ヒューリアとドラゴの違いはターンインの拘束力にありました。ドラゴに比べると強烈(?)なターンインが特徴的で、細かなジブを狙うのに素晴らしい性能をもっています。しかし、前述したとおり細かなジブを拾うことができるのにもかかわらず、柔らかい特性のために負けてしまうことがしばしば。
柔らかい はメリットである一方でデメリットでもありました。
ヒューリアS はキメラのようなソール面をしています。
キメラはエッジングが強化され、細かなジブを拾うことができるシューズ。
ヒューリア の特徴を活かすためのシューズに生まれ変わって登場した可能性があるシューズです。
まとめ
スカルパから ヒューリアS が来年登場予定です。日本でもヒューリア、ドラゴを愛用している人は増えていますので、注目のニュースでしょう。
ヒューリアの弱点であった エッジングが弱い を補った”可能性”のあるシューズでヒューリアラインの愛用者は注目の一足。
ソールはもちろん、ビブラム XS グリップ2 ですよ!
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