気になったギア:2018年発売クライミングシューズ各社 ※更新終了


※この記事の追記は終了しました。(9月1日)


いよいよこの時期がやってきまして。
海外のサイトも新作シューズをピックアップしたシューズ紹介が多くなってきました。

動画で各社まとめを待っていたのですが、なかなか出てこないので待ちきれないし、ピックアップしていきましょう。

La Sportiva:スポルティバ




スポルティバはこれまでの各シリーズで男女モデルを発売する予定です。


カタナ・ベルクロは男性モデル2足、女性モデル1足


フューチュラの女性モデルはグリーンカラー!


ミウラ・レースも男女モデルのカラーリング一新。


ソリューションはダサいマーブル模様がなくなりました(笑)
あと、ようやく切れやすいベルクロストラップが太くなりましたねw

あとは、スクワマも女性モデルが出ます。

総じて、女性モデルはボリュームダウン、柔らかめ、シャープな感じだそうですよ


タランチュラのカラーリングが緑から黄色と水色になりましたね。


コブラ・ECO

ミソース・エコに続き、コブラもエコモデルが出ました。
ゴム部分の97%が再利用ということで、環境に配慮した自然派クライマー必見。

ソールはビブラムXフリクションです。


Five Ten:ファイブテン



アナサジVCS



クワンタムVCS

ファイブテンはショウナ・コクシーの活躍もあって注目が高まっていますかね?アメリカのシューズなんですが、活躍はイギリス人っていう・・・(笑)

去年は初心者用シューズの新作を出していましたが今年はアナサジとクワンタムをテコ入れしてきましたね。

アナサジ:
全体的に現代的なクライミングシューズの流行を取り入れた感じです。トゥフックエリアもステルスの従来のもにゃもにゃからラバーゴムになりましたねw

クワンタム:
往年の名作の一つクワンタムですが、従来より硬いシューズとしてオニキスラバーでしたが、クワンタムレースあたりから趣向が変わったかな?という感じですね。レースは極小ジブをしっかり拾えて、ボルダリングにもいけますよ!的なシューズでしたが、多くの人達に支持されるシューズだったと思います。今回のベルクロタイプはよりボルダリングに寄せた感じになりましたね。

両方ともC4ソールです。
残念なことは2足とも2本ベルクロ

evolve:イボルブ



x1(エックス・ワン)

イボルブは3作品新作ですね
ハイパフォーマンスシューズはx1です。ヒールはシャクラをベースとしたシューズの柔らかめ(イボルブの中では)のタイプ。

トゥボックスは広めの設計ですね。



オラクル

クロージャーシステムが特徴的なレースアップ。
アプローチシューズかと思ったよね。

ダウントゥ・ターンイン。しっかりあります。スポートクライミング向けなのかなぁ?




ナイトホーク

ナイトホークはエントリーモデルのレースアップ。
フラットソールですね。前面レザーですが・・・あとはクラックとかにも有効なのかな?あんまり説明されていませんが、ヒールの作りもこだわりがあります。

scarpa:スカルパ




ヒューリアS

3年前、ヒューリアからはじまり、ドラゴ、キメラと形がかわりましたが、再びヒューリアにテコ入れです。詳細は以前の記事でも

ヒューリアはスカルパの中で一番軟らかいシューズです。
クライミングシューズ全体の中ではファイブテンのVXiほどやわらかくありませんが、それに近い柔らかさがあります。

そして、ドラゴやキメラと比較するとターンインが強い。
ハングした壁でホールドを拾ったり、キョン、スメアリングに強いシューズですが、細かすぎると負けてしまう弱点も。

ヒューリアSは細かいホールドに負けてしまう(特に垂壁のように乗り込むと)弱点を克服するためにキメラのエッジング強化を含めたものだと推測しています。







マエストロ

スカルパの新作2足目は マエストロ

男女カラーリングがあるレースアップモデルです。


興味深いのはミッドソールに挟んである素材。

ソールの硬さを強くする一方で、足先の3つの穴。真ん中のスリットが適度な剛性を強化してくれるため、指先の感覚を損ないにくく、スメアリングも維持してくれる。単なる剛性のあるシューズではない点です。

マエストロはインスティンクトのラインでストレート気味の足型にターンインは弱め。二つの大きなトゥボックスが特徴的です。履き心地もいい感じですね。

話しを聞いた印象はトラッドクライミング向け?あるいはロングルート向け?って感じ。ボルダリングには微妙かもしれませんが、スポートクライマーは注目です。

ソールはビブラムxsエッジです



インスティンクトSR

久しぶりにスリップオンタイプのシューズにテコ入れですね。

インスティンクトSのシリーズです。

マエストロと同様にトゥボックスに2つの領域を作り、広く快適なトゥボックスを作っています。

トゥラバーも広く改良してある。
ヒールカップも変更してありますね。幅広な感じになっているようです。青いラバーは硬めのゴムでシューズの伸縮を強く維持してある印象です。

ソールはビブラムグリップです。

Black Diamond:ブラックダイアモンド



ブラックダイアモンドの記事はこちら


BDは

ハイエンドモデル:
シャドウ(黒)、フォーカス(男女カラー)、アスペクト

ですね。アスペクトはオールラウンドのレースアップシューズ。

あとは、インドア&エントリーモデルとキッズ。

ブラックダイアモンドの特徴は

”ネオフリクション”という独自のラバーを採用。

シャドウ:フューズ
フォーカス:フォース
アスペクト:エッジ

そして、通気性とニオイを抑えるまだら模様の生地が特徴的ですね。
インドアシューズに至っては、トゥボックスに通気孔がいくつも空いています。斬新。

Wildcountry:ワイルドカントリー




イメージビデオカッコいいね

ワイルドカントリーはBDと同様に次期から新たに参入になりますね。
多くの人達がBDと同様に”様子見”という感じじゃないでしょうか。国内はモンベルが取り扱うのかな?

WCは今回最も注目の1つだと思います。買うかどうかは別として製品情報・レビューが気になりますね。

そんなWCですが、2足のシューズをリリースしてきました。

レースアップ と 2本ベルクロ です。

レースアップはまだしも、2本ベルクロというのは少し残念だったかな。というのが最初に思ったことです。

Parthian:パルティア(日本語表記は違うかも?):レースアップ
Mesuga:メシュガー(日本語表記は違うかも?):2本ベルクロ

(パルティアってネーミングはファイアーエムブレムのジョルジュを思い出すね。僕だけ?好きだったなぁ)



シューズはパーツがとても少なく見えます。
シューズを構成するパーツが少ないというのは、軽い、縫い目が少ない(履き心地)、パーツ剥離が少ないということになりますよね。

Epic TVのマット・グルームも「第一印象はとにかく軽い!」と驚いていることからもシューズの軽量化がなされているのでしょう。



アッパー素材はマイクロファイバーです。3層構造になっていて、間にプラスチック?素材を含めていることで剛性を出していますね。


とにかく注目はミシュランソールです。
いろいろ話を聞いていても、他のソールとの違いがわからないので、とにかく未知数。

ソールの削り方も少し変わっていて面白いです。

シューズはターンイン、ダウントゥがしっかりしていて、ヒールカップは深め。
パーツが少なく、立体的な作りをしているので、トゥボックスのボリュームもありつつタイトさを維持しているということです。動画を観てもヒールカップの深さがわかりますね。

あとはトゥラバーが少ないので、ガッツリボルダリングベースな人は好まないシューズかもしれませんね。動画では、被った壁でもホールドを拾えるっていってるけど、被っていて、トゥフックをするシーンがあったら、このシューズは用いないでしょう。

それでも、多くのスポートクライマー、トラッド(WCはトラッドに力入れてるし)、一部ボルダラーにも注目だと思います。


Wild Climb:ワイルドクライム



パンテラ

ワイルドクライムの新作はシューズの履き心地にこだわった感じですね。
穴あき構造で靴の中の蒸れを逃し、レースアップシューズのフィット感をさらに向上させたようです(イタリア語から英語に変換したから今一つ要領得ないけど)

レースアップシステムが独特で、全体的に締りがいいみたい。


続く・・・

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