女性の肉体美を追究する会社じゃないDMMから発表された新しいHMSビナ。セロス。
(エロスでもセクロスでもなく セロス だよ)
ISPO2017で発表された来季発売の製品です。
相変わらずDMMのネーミングセンスは抜群ですね。(真面目)
突拍子過ぎない。なんとなく聞き覚えのある言葉(変な意味じゃなくて)
ということで、真面目に製品紹介してみましょ
セロスはライノをさらに発展させたHMS
RhinoというHMSカラビナが2013年に同社から発表されています。動画を観てもらえれば分かりますが、ライノの特徴は
- 接続するデバイス、ギアをマイナーアクシスさせない
- ビレイループにぴったりと納まるビレイループ側のスパイン形状
この突起。ライノホーンって呼んでるみたいね!
そして、今回発表されたセロスは
マイナーアクシスさせないライノホーンはそのままに。
さらにビレイループを回転させない工夫を加えられています(Rhinoではやっぱり回転するよね)
ライノホーンは様々なデバイス、ギアをマイナーアクシスさせない&荷重をスパインにとどめておく
ビレイカラビナの変遷
ビレイカラビナの回転問題に対する変更は最近よくなされてきているんじゃなかろうか。ついでにビレイ用カラビナの変遷を踏まえて考察しましょう
古来から今でもある形。オーバル型。
スクリューゲートによるゲートロックも古くからある形です。
このカラビナはくるくる回ることが前提。どこから力が加わってもメジャーアクシスに戻りやすい形に見えます。
ただし、スクリューが引っかかる。ATCや8環時代はマイナーアクシスの状態で固定されてしまった経験してたと思う。これを使っている人も多かった。
オーバルの最大の問題は強度にあります。どうしてもアール形状の部分が脆い。
より強度が求められるようになり開発されたD型。
一転集中のメジャーアクシスはオーバルを越える強度で、周知のとおり現在の主流です。
伸張方向に力が集中するD型はメジャーアクシスに強い。マイナーアクシス、3点方向でも強い強度を保ちますので(3点方向の角度注意)幅広い使い方ができますね。
ビレイデバイスの進化・多様化に伴って生まれたのが、大口径のHMSです。
D型のメリットを生かしつつ、ビレイ時のデメリットをカバーしました。
しかし、重いのが一番の難点。そう。何度も言いますが、”軽い”は正義
カラビナの大型化にともなって、ビレイ時のカラビナの回転はより頻繁になりました。
当然、マイナーアクシス、スクリューロックのロック忘れやオープンゲートになってしまう問題もそれなりに。
ディッセンダーとして使用時には8環がスクリューに引っかかってゲートの破断
イタリアンヒッチで使用&下降時には、ロープの流れによってスクリューを開いてしまう
などもあります。(それらはペツルのサイトでも注意がありますね)
ロック忘れや勝手にゲートが開いてしまう問題を解消するために開発したのがスクリューゲート
捻った状態じゃないとゲートが開きません。
ただし、このビナの問題点はスクリューよりも”重い”ということ。
そして、細かな砂が入ったりするとゲートが開かなくなる可能性も。
そしてスライドロック式なんていうのも最近は出てますよね。これ、いつの話だったかな。
スライドはツイストよりも軽いメリットがある。
ただし、極寒では凍結してゲートが開かなくなる可能性も。
砂の混入についてはどれも一緒でリスクは常にはらんでいる。
2年前でしたっけ?グリベルのツインゲート方式。
基本的に一度中に輪を通したら、出てこない。
不意に外れる問題点は大いに解消。スクリューのようにゲートが開く問題も解消。
そして、軽さも維持!
ビレイ時にカラビナが回転してしまうリスクを解消するために、各社色々な方式をとりだすようになりました。
プラスチックでゲートそのものを固定。そして、ビレイループから逃さない。
先ほどのスライドロックの画像ですが、このように金属でビレイループを通すためのゲートを用意するものも多いですね。このタイプはトップロープ時のビナの回転を防ぐことも
ブラックダイアモンドはゲートに突起&くびれを作ってビレイループを逃さないようにしていますね。画像はマグネトロンですが、スクリューなどでも売られています。
ただ、ビレイループを下方の輪に入れまでの段階でゲートを何度も開閉するのが手間
マグネトロンは名前の通り、強力な磁石によってゲートが開かないようになっています。
砂地に落として、砂鉄などが間にくっつかないように注意!
あとは、極寒時には凍る可能性も。カチカチ開く間隔は楽しい♪
数年前までスクリューだけでしたが、各社オリジナルな手法によってビレイ時のカラビナの回転を防いでいます。
オーストリアルピンは完全にセパレートしてビナから抜けなくしたり。
アイディアいろいろ。
ビレイ時のカラビナ回転に対応
デバイスのほうがカラビナに対応させてみたり。
カンプのマティクは大口口径にして、カラビナが回転してもスルスル回ってスクリュー等に引っかからない。
まとめ
セロスはワンタッチでビレイループをカラビナのビレイ側に納めてくれるので素早くビレイの準備ができます。
また、上部側はライノホーンによってマイナーアクシス側にデバイスが入り込んでしまうことを防いでくれてます。
「結局、ライノホーンがなくても荷重がかかればデバイスが縦方向に引っ張られてメジャーアクシスになるから意味ないんじゃね?」
っていう疑問を持つ人もいるかもしれませんが、稀にスパインの位置でマイナーアクシス状態でデバイスが引っかかり、テンションしたらデバイスが横向きのまま動かない。っていうことがあります。
ライノホーンはそんなまさかの自体に備えた一品になるんじゃないかと期待していいでしょう。
スクリューゲート(黄)、ツイストゲート(赤・緑)が発売予定みたい。
信号機色は世界共通?
発売されたらこれ購入の予感。社名とネーミング的に。
返信削除「DMMのセロス買った?」って町中で話そうや!
「新作出たんですね!大人ですね~」と声高々に言わせていただきます(笑)
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