気になったギア:2019年春モデルのクライミングシューズ各社 25選


遅くなってしまったので、もうとっくに発売されているシューズも多数ありますが、今年の春モデルをいくつか紹介していきましょう!

※この記事は WEIGH MY RACK の動画を参照していますので、ブログ記事も参考にどうぞ!(この記事で紹介していないシューズも載っています)

今回ピックアップしているのは;

ワイルドクライム - Wild Climb -



イタリアのメーカー、ワイルドクライムは2足発表されていますが、そのうちの「ダガラ」

ミッドソールにマイクロファイバーを挟んでありますが、足裏感覚も鋭く、柔軟にコンペやインドアクライミングでの複雑な足の動きに対応してくれるそうです。

動画には断面図が載っていますね。極端に薄いタイプではないです。

ヒールフックも調整されているそうですよ。アッパーもマイクロファイバー素材ですね。ベルクロは交差した2本ベルクロ。

他社と比較するとダウントゥを維持するための工夫などはあまりみられないので、フラットに近い感じに用いるのでは?

スポルティバ - La Sportiva -

パイソン


順番に往年のシリーズをモデルチェンジしているスポルティバですが、パイソンは男女で登場

女性モデル(水色/黄)はローボリュームバージョンですので、トゥボックスのボリュームが少ない

遠くから見たらオーツンかと思ってしまうかも?

足入れを改善したので、スムーズに足入れが行われ、指先への力が伝わりやすくなったそうですよ。またこれまで通りインドア~アウトドアとシチュエーションを選ばないシューズのままグレードアップしました。的な感じ。

あとは、レザー素材を使っていますが足との一体感も向上した・・・変わったのかな?

テスタロッサ


往年の名作、テスタロッサもモデルチェンジ
カラーリングを一新してイメージが変わりました。ラバーを少し変更したとのことですが、ヒールカップは少し広めの設計に変更されました。

基本的には大きな変更点はないですけれど(それほどテスタロッサの従来の設計が秀逸)、ヒールはより小さなホールドでもしっかり保持できるようになっているそうですよ。

トゥは従来から緩やかにダウントゥしていましたが、全体的にもダウントゥがを強調しています。またつま先からやや足中央のほうに”くぼみ”がありますが、これも従来の通りですね。ソリューションと同様にポッケに足を入れ込みやすい作りで、くぼみがしっかりとホールドを保持してくれるとのこと。

あとは、全体的にタイトな作りなので、カッチリしたものになっています。この点も特に変更された印象はないですね。


ファイブテン - Five Ten -

ファイブテンの取り扱いは12月までがキャラバンでしたが、今年からアディダスみたいですね。

ファイブテンからは Aleon が新作で、それのレースアップ版(※後述)が ドラゴン になります。あとはトラッドクライミング向けのミドルカットシューズ、 グランドストーン が新しくなります。

アレオン(?) ※読み方間違ってるかも



Fred Nicolがプロデュースしたモデルで、他のシューズとは少し異なるラインナップということです。

見た目にシェイプされたトゥボックス・・・という感じがしましたが、説明によると広めのトゥボックスと、ダウントゥを維持するためのマイクロファイバー素材がミッドソールに使われているとのこと。

アッパー部分もマイクロファイバー素材ですが、心地よく履ける使用になっているそうですよ。トゥフックをした際にも柔らかいクッションみたいですね。

一本ベルクロで、ベロ部分が邪魔にならないように仕上げてあるので履き心地に注意を払っているみたいです。ソールはC4

ファイブテンのダウントゥシューズの新商品ですが、クワンタムを始めこれまでのシューズとは少し異なる履き心地だそうです。同じ1本ベルクロの人気のハイアングルとも違う感じのようですから注目している人は注意してください

ドラゴン


見た目的に Aleon のレースアップ版が ドラゴン だと思っていましたが、実際にはドラゴンにレース版/ベルクロ版があるようです。


あ!しっかりアディダスのロゴが刻印されていますね(ヒールストラップ)

Aleonと比較して細長い形のシューズになりますが、基本的には従来のドラゴンを継承。変わったのはミッドソールにダウントゥを維持するマイクロファイバー、アッパー部分も同様ですね。

クッション性などはAleonと同様に心地よいものに仕上げたそうですよ。

強傾斜も行けるけれど、スラブ面でもホールディングをしっかりしてくれるシューズということですが、話の流れからフェイス、スラブメインという感じなのかな?指先に力をうまく伝えてくれるみたいです。


ベルクロタイプはワイルドクライムと同様に交差性の2本ベルクロです。どうしてもトゥフック面が狭くなるので好みが分かれるかもしれませんが、スラブや垂壁メインだったら気にならないかも?

ベルクロが広いのでマントルの時にベルクロが引っかかる人がいるかもしれませんね。課題によるかな

Aleonは広めのトゥボックス、ドラゴンは細めの形。どちらもC4ソールで素材は同じ系統ですけれど足型で好みが分かれそうですね。

グランドストーン



トラッドクライミング向けの往年のミドルカットモデルがアップデートです。
アッパーはマイクロファイバー素材ですので、伸縮性も少なくタイトな作りになりますが、クッション性が高いので優しく包む感じだそうですよ。

この手のモデルはワイドクラックを登ることの多い人が求める形ですが、踝を保護する役目やフットジャムをしっかり決めるために、保護の他にクッション性も他のシューズより求められます。

また、ミッドソールを厚く設計してある関係で、C4ラバーでも固めに作られており、エッジングが強化されています。

フラットシューズではなく、若干のダウントゥが施されていますが、スポートクライミングのようなダウントゥではなく、昔からあるような形ですね。

スカルパ -Scarpa-

エイピア


インスティンクトのラインのシューズですが、初心者から上級者まで幅広く好んで使えるシューズをコンセプトにしてあります。

ハイパフォーマンスシューズに特化し過ぎない内容になっていますね。男女モデルがあります。

女性モデルはより細く、ボリュームダウンしてあります。特にヒールカップは細いので好みに合わせて選択してみましょう。

V-テンションシステムというのを採用していて、土踏まずのミッドソールに挟んであります。また左右のベルクロと連結してあるので、ベルクロのクロージャーで引っ張り上げる効果があるそうです。

緩やかなダウントゥモデルで、V-テンションシステムとクロージャーで緩やかにダウントゥを維持する構造になっています。ベルクロのクロージャーは足の脱着をしやすくすること以外に、V-テンションシステムとヒールカップに連結してあるので、締め具合によって上方に靴を引き上げてボリュームコントロールにも影響するのと、ヒールカップを内側からサポートする構造になるそうです。結果的にトゥへの力伝達をスムーズにする効果がある?

インスティンクトは硬いミッドソールが特徴的ですが、このモデルは柔らかく仕上げてい在ります。インスティンクトと同様にトゥボックスは幅広に設計。スラブなどで細かなホールドをスメアしたり、保持することに注意しており、クロージャーシステムとともにシューズと足の一体感を向上させることで、しっかりとスラブのホールドを踏み込むことができるとか。

ベイパーV  



ベイパーラインの新作、ベイパーV

ベイパーは以前はスリップオンタイプでしたが、2本ベルクロのタイプです。
小さなトゥラバーですが、主にフットジャムのフリクションとして使われるものでしょう。

ベイパーも男女カラー、男女モデルがあります。女性モデルは細身ですが、ラバーも違うので注意しましょう。男性モデルはエッジ、女性モデルはグリップです。また、ヒールも細身に設計されてます。

トゥのアッパーからトゥは内側片面にミッドソールが入っています(多くは外側と内側から覆われている)。そのため、親指の内側のスメア面を強化してあります。

ベイパーはマイクロジブや細かなフットホールドを保持するために考えられたモデルで、ミッドソールも固く作られています。またクッション性の高いベロが柔らかいアッパーを作っています。

特に足先に力が入りやすいようにツイストしたようにも見えますね。親指に力が集中する構造からも花崗岩などの細かなフットホールドを踏まないといけないシーンで活躍するシューズです。スポルティバでいえばミウラみたいな位置づけですね

ずっとみていたら・・・ミウラVSにも見えて・・・くる?

インスティンクトVSW



インスティンクトVSの女性モデル。インスティンクトVSWが登場。
その他の女性モデルと同様に細身のシェイプになっています。もちろんヒールカップもね。

ソールはグリップです。VSRもグリップでしたので、その延長って印象をもっていましますね。細身のシューズが好きな人はこちらに乗り換えも手か?

ベイパーと異なり、左右からトゥカップを覆ってあるので、バランスのとれたシューズになります。インスティンクトVSと同様にインドア、アウトドアと用途を選ばずにオールラウンドに活躍するシューズ。特にオーバーハングからバーティカル、スラブと傾斜強度を問わずに利用できるとのこと

シューズの入り口は伸縮性のある素材を使ったので、脱着が楽にできるようになっています。

いろいろ言っていましたが~・・・インスティンクトが好きな人なら一考の価値あり?

ボリエール -Boreal-


ニンジャ




ボリエールも往年のモデルを最近の流行の感じに順番にモデルチェンジしていますね。1985年から発売されているニンジャのモデルチェンジ版。

ボリエールのシューズ全般に特徴的な強いヒールから前方への押し込みで独特な形状をしています。アッパー部分は伸縮性に富む素材にしてありますので脱着は容易。

アッパー部分はとても薄く、またトゥ面は広いラバーが張られています。
そして、指が曲がる部分は大きく作られているので(ボリエール全般)足を入れた際に、指の関節が痛くなりにくい構造になっています。

全体的に履き心地を重視したモデルになりますね。

加えて、ソールは他のシューズと同様に自社オリジナルのもの。ねっとりとした様な感触でホールドをしっかり保持します。

実際に触ったことがありますが、マツヤニのようなねばっとしたような感覚ではなくて、ツルツルとしているけれど、体重がかかるとぬるーっとする感じがあります。硬めのミッドソールと柔らかいソールが相まって独特な足裏感覚があるのがボリエールって感じ。

初級から上級まで幅広く用いてもらえるシューズということですよ


イボルブ -evolve-


ファントム

イボルブのハイパフォーマンスシューズ。ファントムが登場。
かねてよりポール・ロビンソンの構想を収めたモデルです。

見た目はアグロに似ていますが、全く違うタイプになりますので注意しましょう。

ファントムはベルクロタイプのシューズですが、ベルクロは伸縮性のあるゴムひもをつかっています。ベルクロは内側にマジックテープで固定するタイプなので注意。

トゥボックスのインナーにはトゥフック領域の最も力がかかる場所は伸縮性の低い素材を使っていますので力が逃げにくい

また、ファントムは2種類のミッドソールがサンドイッチされています。
トゥボックスの領域には、つま先のエッジング部分はミッドソールがなく、足先のコントロールを鋭敏に保ちつつ、剛性も維持する役割があります。

もう一枚、ソール全体に広がるミッドソール素材はダウントゥを維持する役割があります。これは足先まで伸びていますので、足先も全くミッドソールがないわけじゃあない。


シリーズとしては、オラクルやシャーマンなどと似ています

X-1やアグロはミッドソールがなく、柔軟性と感覚性が高いシリーズになるのでファントムとは異なります。

また、シャーマンよりもぐっとターンインがキツいタイプです。足先に力を集中させるので、そういうシビアな形状を攻める人たちは注目ですね。特にオーバーハングなど足先が剥がれてほしくないシーンでは活躍できそうな一方、足型が合わない人もいるかもしれません。どちらにしても高難度、強傾斜を攻める人向け?


クロノス&キラ


クロノス&キラは2年前に登場したエントリー向け~ビギナーシューズです。

初心者向けのシューズのアップデートはこんなに狭い間隔で行われるのは珍しいような気がしました。クライミング市場の初心者層が世界的にも増えている傾向を反映してる?

クロノスは黒モデルで、キラは青モデルに変更になりました。
黒は男性モデルで、青は女性モデルということで、全体的にローボリュームシューズになっています(キラ)

このモデルはフラットソール、最低限のトゥラバー、深いヒールカップが特徴的で一番重要視しているのは快適性です。

2本ベルクロで、1本はシャーマンと同じ(前方)、メインの太いベルクロはアグロと同じものが採用されています。

全体的にバランスもよく、初心者に必要な要素を収めたモデルになります。これからクライミングを始めようって思っている人なら1年くらいはこれでガシガシ使い込めば次のステップとしてミドルクラスかハイエンドモデルをチョイスするといい流れです


オーツン -OCUN-

オゾン


オーツンのハイエンドモデル、オゾンがアップデートです。
今回は3種類のカラーバリエーション&微妙な違いがあります。

オゾンの新しい仕様は、土踏まずからトゥとヒールを明確にセパレートして、伸縮性が高く柔らかいゴムを付けました。

トゥボックスでは、親指の付け根(足根骨あたり)から外周して、土踏まずまで伸ばしたゴムがあります。柔らかく伸縮性が高いことから、しっかりと足先、甲を包み込んでくれます。

ヒールカップもまた土踏まずから踵を包むようなゴムの配置をとったことでしっかりと踵をホールディングしてくれます。

基本モデルは青/黄ですが、さらに甲が高くなったハイボリュームモデルは緑/黄。女性モデル(細身)は白/オレンジです。

ソールはビブラム xs グリップ4mmです

ジェット


ジェットはベルクロとレースの2種類で発売されるオールラウンドシューズです。
(ベルクロは互い違いになってる)

フラットもしくは若干のダウントゥをしているモデルになりますが、トゥラバーの面積は小さいです。履き心地はとてもよいとのこと。

エントリーモデルですね。

履き心地を重視して基本的な性能を有したシューズ

CATラバーというのを採用しています。

ソ・イル -So iLL-

ストリートLV TOMS


毎回ソイルはデザイン性重視という印象がありますが、半分からつま先にかけてだけ黒で、半分から踵にかけては白という目を引くデザインですね

Newゼロに加えて柔らかいタイプのシューズです。

言及していませんが、この柔らかさはミッドソールは無いかとても薄くしているのでは?
2本ベルクロで緩やかなダウントゥ

履き心地もいいそうですよ

マッドロック -Mad Rock-

ヘイワイヤー Haywire


既に発売されていますが、マッドロックの新しいテクノロジー、コンセプトのシューズ。

まるで靴下にラバーを張り付けたような見た目ですが、それ以上にいろいろと新しい試みが入っています。スポルティバのノーエッジコンセプトくらいちょっと斬新かも?と思わせるものでした。さすがマッドロック

トゥボックスを構成しているラバーには新しい技術、コンセプトで作られています。

動画中にもありますが、トゥボックスの表面ラバーは親指スメア側から小指にかけて全体を覆うものですが、親指面からつま先は厚く、また足裏(ソール側)の指の付け根あたりは薄く作られています。

そのため、指先でシューズを曲げることが容易で、しっかりとホールドを保持することができるというコンセプト。

もちろんそのためにはミッドソールは入っていないので足裏感覚はとても鋭敏です。とにかく柔らかいのが想像できますね?

アッパー含むシューズと足の接地面は靴下のような伸縮素材なので、通気性に優れニオイを抑える効果もありますが、逆に足の動きを制限しないのでシューズとの一体感はマイクロファイバーや皮で作られているシューズと比較すると全く異なります。

足入れはとても容易な反面、ルーズになりやすいのでサイズ感はとくに注意するべきでしょう。

事実、トゥボックスの表面ラバーが一体化していないので足の大きさに合わせて拡張します。締めることはできません。なので、他のシューズでジャストサイズだと思って同じサイズを選ぶと大きく感じると思います。

足を固定するための1本ベルクロは長めに作ってあります。ローボリュームにしたいならきつく引っ張って、余ったベルトは切って調節するといいそうですよ。

ヒールストラップも独特ですね。輪っか状に一本縫いつけられているだけですが・・・まぁ、素材的に足入れは問題ないのでそんなにしっかり引っ張ることもないんじゃない?ってことでしょうね。

リソールできるか?ってことですけど、紹介している人は「できる」って言ってます。それでも説明を聞くと特殊なので、リソールするとシューズの感覚は大幅に変わる可能性もあるので留意しておきましょう

とにかく、このシューズの特徴は足とシューズの一体感は独特で、とても軟らかいのでつま先でしっかりホールドを掻きこむような動きをしてホールドを保持するように使うということです。足の自由度はこれまでのクライミングシューズにはない感覚・・・?

レッドチリ -Red Chili-

ボルテージ


レッドチリからはボルテージ男女モデルの登場

ボルテージも以前からあるシューズですが、2本ベルクロ(互い違い)のダウントゥモデルです。

ベロ部分をシューズと一体化し、通気性の高い素材にしたので蒸れ予防に役立っています。

ダウントゥですが、オールラウンドに活躍できるシューズだそうですよ。
トゥボックス、ヒールカップともに微妙な変更点を複数持たせています。履き心地がいいみたいですね。

女性モデルはローボリュームで細身に仕上がっています

ベンティックAIR


ベンティックAIRはストレート&フラットシューズですが、主にジム試用のエントリーモデルです。

ベロを含めインナーが一体構造で、シームレスなので縫い目が足に食い込んで痛い!なんていうことを極力なくしたモデルになります。

見ての通り通気性もいいし、2本ベルクロで基本的な性能を備えています。
印象としてはクッション性が低く、薄い構造が特徴のレッチリなので、コンフォート性は・・・?このモデルは靴下を履いて履くのが一般的なのかな?

ブトラ -Butora-


センサ


ブトラからはスリップオンタイプのシューズが登場。
アッパー部分に独特な伸縮性ゴムを配置することで足との一体感を作っているそうですが、足が中でずれないように両サイドは硬く作られているそうですよ。

アッパー素材は柔らかいので足がずれそうな感じにも見えますが・・・どうでしょうかね?

クラックでも行けるシューズだよって言っていますが、よりボルダリング向きでしょうってことでした。(クラックでいけるのかな・・・)

ローバー -LOWA-

ロケット(ベルクロ/レース)



ローバーではロケットをモデルチェンジ。
1本ベルクロモデルとレースアップモデル・・・って言っていますが、レースモデルは去年登場したものです。
2019年モデル

2018年モデル

一言で言えば、「オールラウンドに対応するシューズです」

ソールはビブラムグリップ
1本ベルクロで広いトゥボックス、トゥフック領域が特徴です。アッパー素材はマイクロファイバーです。

レースアップ版はヒールカップの前方に押し込むゴムの色が変わった位・・・?

ペルアドラ

K-01 Japan line


日本のクライミングシューズ参入は去年?くらいからですが、ペルアドラと浅草クライミングがありますね。先日、浅草クライミングのシューズを初めてみましたよ

ペルアドラは今年受注生産シューズを発売するということで一応載せておこうかな・・・と。

HPや動画を観るに、快適性を重視したシューズということで。剛性の調節、ビブラムソールを採用などがあるみたいですね。

受注生産なので、カラーリングバリエーション、文字入れなどオリジナリティを表現できるものになります。

日本企業なので、頑張ってもらいたい気持ちがあります。
ただなぁ・・・値段の割に特徴がいまいちよくわからないんですよね。魅力というか。

動画もイメージ動画っぽい作りだし、シューズを選ぶ基準がよくわからない。「あれば試履きはしてみたいかな」って気持ちはわくかもしれませんが。

印象としてはインドア向けなの?って思ってしまう。HPも海外のシューズと比較して~・・・とか。そういう基準で戦っていくのはかなり難しいんじゃないかな?と思います。もちろん、足型とシューズの相性で悩んでいる人が多いのは事実ですが

昨今は日本人のワールドカップ活躍が目立つので、選手たちのレビューや意見交換などを重ねてもらって(既にやっているかもしれませんが)、目前のオリンピックには浸透するようになってほしいですね。
(なんか違うこと書いてしまった)

まとめ

ということで、2019年春モデル(既に発売されているもの含む)の一部紹介でした。

有名クライマーがプロデュースしたファイブテンのAleonとイボルブのPhantomは注目度が高いのではないでしょうか?

どちらもダウントゥのハイエンドシューズなので用途が限られるかもしれませんが、高難度課題やオーバーハングを中心に登っている人たちは気になるところでは?


全体的な印象としては、これまでのシューズの剛性を調節・・・なんていう時代は終わり、用途に合わせて一極集中、特化したシューズに住み分けしてきたなって言う感じがします。

女性を中心としたローボリュームな足型の人達にも一定の指示がある様子でローボリュームタイプも同時発売という感じになりましたね。

花崗岩やクラックを中心としたシューズはより固く。ナイーブなフットホールドや足の操作を中心としたクライミングが必要な場合は柔らかいシューズで。

またオールラウンドにボルダリングを中心とするものやインドアクライミングへの特化も近年では行われてきた様子から、外岩中心のクライミングが常だった用の中に、インドア中心にクライミングをする人たち・・・つまりエクササイズやスポーツ感覚のクライマーが増えているのを感じさせますね。

いずれにしてもよりクライミングスタイルやスポーツ感覚など昔よりも幅広くクライミングの楽しみ方が増えてきたため、目的に合わせたシューズ選びに各社注力している気がします。

インドアクライミングは活動時間やトライ回数、シューズを履いている時間が長かったり、多かったりするので、より履き心地を意識したもの。

岩の形状、岩質に合わせたクライミングシューズのチョイス

クライマーの求めるニーズに合わせたシューズ選びができる時代になってきているので、いろいろ試して自分の”その時の”クライミングスタイルに合わせたシューズをチョイスしたいですね。


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